【GitHub Actions】Raspberry Pi でセルフホストランナーを起動する
2022/11/17
GitHub Actions の セルフホストランナーを Raspberry Pi で起動してみた
基本は公式ドキュメントと設定画面に表示される手順でサクッとできる
ランナーはリポジトリ単位かオーガニゼーション単位で起動できる
ユーザー単位ではできないっぽい
今回はリポジトリに対してランナーを起動
悪意のあるコードが実行される可能性があるのでリポジトリはプライベートで作成することが推奨されている
環境
- Raspberry Pi 4 Model B
- Raspberry Pi OS 10.11
手順
リポジトリの「Settings」->「Actions」->「Runners」->「New self-hosted runner」からランナーを追加できる
Runner image は Linux、Architecture は ARM を選択
環境に合った手順が表示されるのでそれをただ実行するだけ
ダウンロード
$ mkdir actions-runner && cd actions-runner
$ curl -o actions-runner-linux-arm-2.299.1.tar.gz -L https://github.com/actions/runner/releases/download/v2.299.1/actions-runner-linux-arm-2.299.1.tar.gz
$ tar xzf ./actions-runner-linux-arm-2.299.1.tar.gz
設定
./config.sh --url https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名 --token トークン
対話形式でいろいろ聞かれるが、基本そのままエンターキーで良い
起動
$ ./run.sh
√ Connected to GitHub
Current runner version: '2.299.1'
2022-11-16 11:25:51Z: Listening for Jobs
ランナーが追加され、Status が 「Idle」になっていることが確認できた
動作確認
runs-on を self-hosted に設定することでセルフホストランナーで実行することができる
name: main
on:
workflow_dispatch:
jobs:
build:
runs-on: self-hosted
steps:
- name: Run uname
run: uname -a
Raspberry Pi で動いていることが確認できた